久留米大学医学部に合格するために大切な「数Ⅲ」の傾向を過去問で学ぼう

一般入試について学ぶ
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久留米大学医学部の一般入試において、数学が大切であることは別の記事で書きました。

合格を左右する?久留米大学医学部一般入試数学の傾向と対策

上の記事で,数Ⅲの微分と積分の計算問題がよく出題されていることについて言及しています。中でも、定積分の計算は頻出です。

そのことを、過去問をまとめて見ることで確認してみます。

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出題された数Ⅲの計算問題

まずは、過去問でどのような数Ⅲの問題が出たのか、列挙してみましょう。

平成29年度入試

  • 関数f(x)=x2xsin2tdt (0xπ) の最大最小問題
  • ddx(xcosx)の計算
  • 不定積分4x7(x6+1)13の計算

平成28年度入試

  • 定積分03x21+x dxの計算
  • 定積分132xlog(1+x2) dxの計算
  • 区分求積法

平成27年度入試

  • 曲線x=sint, y=sin2tx軸で囲まれた部分の面積計算
  • 曲線y=(xx1)(logex+1)x軸で囲まれた部分の面積計算

平成26年度入試

  • 曲線y=6sinxy=42cos2xで囲まれた部分の面積計算
  • 数列の極限
  • 楕円の接線の方程式
  • 定積分01log(x+1)dxの計算
  • 定積分01{2xx2+sin(x12)}dxの計算

平成25年度入試

  • 定積分0122xdxの計算
  • 定積分122log2xdxの計算
  • 定積分0π2416sin2xdxの計算

 

微分と積分の計算問題が大半を占める

いかがでしょうか。微分と積分の計算問題が大半であることがわかってもらえるでしょう。

2次曲線の中では楕円が出題されたことがありますが、数Ⅲの範囲に含まれる、不等式の証明、平均値の定理などは出題されたことがありません。

もちろん、これまで出題されていない問題が今後出題される可能性はあります。でもまずは、良く出題される微分と積分の計算問題についてしっかり対策しておきましょう。

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